CUBEの新作「神様のような君へ」をプレイしました。CUBEの作品をプレイするのは「ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか」以来でした。
ルート構成
作品のルート構成を大雑把な図で示すと下記のようになります。
---+-------- ツクヨミEnd
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+--+--+-- ラナEnd
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| | +-- ラナBad End
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| +----- ソフィアEnd
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+--+--+-- 霧香End
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| | +-- 霧香Bad End
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| +----- 愛彩梨End
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+-------- 玲音End
ラナルートと霧香ルートにはサブヒロインへのルート分岐があり、さらにバッドエンドも用意されています。
私は霧香→愛彩梨→ソフィア→ラナ→玲音→ツクヨミの順で攻略しました。多分霧香を最後にプレイするのが一番モヤモヤが少なくプレイできるんじゃないかという気がします。一番最初に攻略すべきは愛彩梨ルートだと思うんですが、霧香ルートからの分岐なので攻略効率を重視するなら難しい選択になります。
ちなみに霧香・愛彩梨ルートのシナリオは三河ごーすとさんという方が担当されていたようです。他のルートの分担がどうなっていたかはよくわかりません。
【本日発売!】
— 三河ごーすと@作家『いもウザ』『自称Fランク』ほか (@mikawaghost) March 27, 2020
PC用ゲームソフト「神様のような君へ」が本日発売されました!
AIがそれこそ神様のような絶大な影響力を持つ世界における、楽しくも切ない恋の物語をお届けします。
私は朝倉霧香、神無月愛彩梨のシナリオを主に担当しています。
皆さん、週末のお供に是非どうぞ! pic.twitter.com/dfdwmkW4Ou
霧香ルート
一番最初に攻略しました。霧香かわいい。
シリアスの方向性が予想外だった(最初の攻略だったのでそういう作品だと思ってなかった)のはあるんですが、ヒロイン自体のかわいさもあってかそれなりに楽しめました。決して明るい話ではなかったものの、一番完成度の高いルートはこのルートだったのではないかと思います。
明羽杏子さんがCVを担当するキャラクターは魅力的だけど攻略できないサブヒロインが多かった(乙月の彩春さんや、あいミスのオリヴィエ教皇など)ので今回のヒロインは発売前からとても楽しみにしていたのですが、素晴らしい演技でヒロインの魅力を十分に引き出していたので今後もたくさんの出演を期待したいと思います。
愛彩梨ルート
霧香ルートの次に攻略しました。一番無害なルートで、軽いシリアスはあるものの基本的には明るいシナリオで普通に楽しめました。多分購入前にこの作品の求めていた雰囲気に一番近かったのがこのルートです。
ラナ・ソフィアルート
問題のルート。この2人はシナリオの一部を共有していて、一応ラナがメインでソフィアがサブのはずです。噂の中出しバッドエンドもこのルートです。
ラナルートに入ると早速主人公くんはラナとニャンニャンしますが、その後の展開でラナの脳の機能に問題が発生してどんどん知能が低下していくようになり、主人公くんはソフィアと一緒にラナにつきっきりで介護します。シナリオ中盤は幼児退行が進むラナの介護をひたすら続けるシーンが描かれ、介護疲れが顕在化してきた頃にソフィアに浮気するかどうかの選択肢が出てきます。
ここでソフィアを選ぶと浮気ニャンニャンが始まり、ソフィアルートに入ります。その後2人はなんとかラナを回復させようと研究を続け、数年後についにラナを回復させることに成功します。回復後はソフィアだけを選ぶか3Pするかの選択肢が出てきて、そのままエンディングに入ります。
一方でソフィアルートに入らずにラナルートを続けると、「今のラナを妊娠させるわけにはいかない」というモノローグを何度も繰り返しながらラナとニャンニャンします(この主人公くんの頭のほうが危ないのでは?)。このシーンのフィニッシュで中出しか外出しを選択できて、中出しを選択すると例の中出しバッドエンドに直行します。外出しを選択するとバッドエンドを回避し、なんか知育パズルを与えたら勝手にラナの知能が戻ってあっという間にエンディングを迎えます。ソフィアルートでの必死(あれを必死と言って良いのかはわからないが)の研究はなんだったんだ。
分岐後のラナルートがソフィアルートに比べて短すぎるのでどっちがサブヒロインだったのかわかったものではありません。シナリオの途中も結構グダグダしていたので、中出しバッドエンドというアイデアが先にあってそれを実現するためにシナリオを作っていったのかなという気さえします。アイデアは悪くなかったと思いますが、結果的に出来上がったシナリオはうーんといった感じでしょうか。
玲音ルート
主人公くんの早漏っぷりをひたすら見せつけるルート。
ツクヨミルート
ロボットものということもあって、エンディングは事前に予想していたものから大きくは外れていませんでした。
このゲームは基本的にルート外のヒロインは出てこないんですが、このルートでは他のルートのヒロインの出番が少しずつあります。その中で玲音だけはかなり多くの出番をもらえており、結果的に彼女の目的も達成しているので実質玲音ルートでした。
気になるのが霧香で、このルートでも彼女が抱える問題が発端となって物語が大きく動くことになるのですが、結局最後までこの問題が解決されることはありませんでした。つまり、このルートの世界では霧香はずっとあのおぞましい苦悩を抱えながら生きていくことになります。最初にこのルートを攻略するのであれば気にならないのでしょうが、先に霧香ルートを攻略してしまっていた(彼女の苦しみを知ってしまった)ので、攻略後にはモヤモヤが残りました。せめてこのルートでは霧香は問題を抱えていない、という感じであれば良かったのに。
まとめ
良いルートと悪いルートがはっきり別れてしまった作品ですが、トータルで見るとやはり良い作品だったのではないでしょうか。各ヒロインも魅力的だったので、日常シーンの掛け合いも非常に楽しめました。共通ルートが若干短いかなとう感じだった(体験版部分が終わると個別ルート突入)ので、そこはもう少し長めのシナリオを用意していても良かったんじゃないかな、とは思いました。ソフィアさんはラナルート分岐ではない普通のルートで見てみたかったです。
あと霧香がとにかくかわいい。